新卒で中小企業に勤め、早いもので10年経ちます。
もちろん、肉業界にもだいぶ馴染んだ時間でした。
が、、、
お金に非常に強い興味をもった10年でもありました。
社会に出て初めてお金の大切さが激しく身にしみました。
どうしたらより有効に使う(投資する)ことができるのかを考え、実践した10年でした。
そして、意外な考えを持つようになりました。
意外とお金持ちってなれるんじゃないか、、、いやむしろ社会的な成功を収めたり、出世するよりよっぽど簡単だ、、、
お金持ちって社長、大きな会社の役員、外資系のトレーダーとか限られた人達しかなれないと思ってました。
皆さんもそんな風に思っていませんか?
ちなみにお金持ちとは金融資産1億円以上(野村総合研究所の富裕層の定義)もつこととします。
まあ、私はまだまだ全然富裕層ではないのですが、、、
そんな考えを持つようになった経緯を書いてみたいと思います。
目次
お金の価値を知る
社会人になって最初の数年は仕事があまりに辛かったです。
なので、お金稼ぐのってこんなに大変なんだ。
絶対仕事続けていけない。この先の人生どうしよっ、、、、って思ってました。
朝7時半には会社に行って夜11時になってやっと帰れる。お昼もまともに食べれない。そんな日が続きました。
休日出社も当たり前。やっと休めたと思ったら仕事で携帯鳴りまくる。
そんなに一生懸命働いても、ミスが多くてお客さんや先輩から怒られてばかりでした。
今考えると、大変だったのは、生産性の低いやり方をしていたためでした。
ただ、ためになったのは、お金を稼ぐのは大変だ。無駄に使っては駄目だと身にしみたことです。
そこで、いつまで自分が持つかわからない仕事だけに収入源を頼っていてはまずいと考えるようになりました。
ほったらかし投資術を始める
社会人3年目にはようやく100万円を少し超えるぐらいの貯金ができました。
銀行の定期預金の金利が低すぎて預けてても意味ないなと感じて、いろいろ勉強して結局ほったらかし投資術を始めました。
ほったらかし投資術とは、世界中の企業の株価の平均値に連動する金融商品を買って、保持し続ける資産運用のことです。
私を含む99%の凡人には、最高の投資方法だと思っています。
詳しくはこちらの記事をどうぞ
その時から今までほったらかし投資術を続けています。
1%までにこだわったお金の有効活用をする
ほったらかし投資術の戦略の肝は、出来るだけ多くのお金を継続的に投資に回し、それを何十年もずっと保持することです。
そこで、投資に回せるお金を少しででも多く日々捻出することが重要です。
まず始め私は毎月3万円を投資することにしました。
ただ、それ以上に投資に回すことは手元にお金が残らずできませんでした。
どうしたら、もっと投資に回せるお金を捻出できるだろうと考えて、家計簿をつけることにしました。
すると、驚くほど多くの項目でお金の使い方に改善可能なことに気づきます。
これから書くことが実際に改善したことです。
1、ほったらかし投資のリターンを得る。年数十万円の改善(−数十万円の年〜+百万円以上の年までありますが、、、トータルとしてはプラス)
2、ルームシェアをして、家賃を下げる。年36万円の改善
3、家賃の値下交渉をする。年5万円の改善
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都心でボンビー物件並みの家賃で住む方法 - ぶたぞーブログ
4、クレジットカードを出来るだけ使うように心掛ける。 年1万円の改善
5、クレジットカードを還元率の高いものに変更 。年2万円の改善
6、SBIポイントが発生していることに気づく。年1万円の改善
7、外食をやめて、会社の社食を利用。年10万円の改善
8、ふるさと納税を始める。年6万円の改善
9、格安SIMで携帯利用。年6万円の改善
10、貸し株実施。年600円の改善
11、株主優待券。年8000円の改善
12、株の配当。年1万円の改善
13、毎日のお酒をやめる。年5万円の改善
14、床屋を1000円カットにする。年3.5万円の改善
計算上は、何も考えずにお金を使っていた10年前の自分のままでいた場合と今の私を比較すると年100万円以上改善されています。
しかも、この改善のすごいところは節約して我慢しての改善ではないところです。
生活の満足度はほぼ変わらないのに改善できています。
これは、本当に気づいて良かったです。もしお金に無頓着なままでいたらと思うとぞっとします。
お金の使い方を改善する時は年単位で考える
改善金額は年もしくは10年単位で考えると有効です。すぐに変えようと思えてきます。
実際、私はお昼ぐらい会社の外で食べて気分転換したいと思いずっと1000円近くする外食をしていました。
でも、社食は1食400円です。
まあ600円の差だしな気分転換には仕方ないかなと思ってました。
ある時、あれっ、、待てよ。これって年で考えたら10万円の差だと気付きました。
その日から毎日社食です(笑)。
ルームシェアをして家賃負担を減らす効果は絶大
上の改善一覧でもわかるようにルームシェアや同棲をして家賃負担を減らす効果は大きいです。
月2から4万円の効果はあるでしょう。年で50万近い金額です。
必死こいて残業して休日出社をしても稼ぐの難しい金額ではないでしょうか?
若いうちに家を買わない
家を買った方が得、買わない方が得論争は昔から盛んです。
私は様々な価値観があることは承知ですが、圧倒的に買わない方が得派です。
すると、こんな反論がありそうです。
持ち家はローンを返せば自分の物になるけど、賃貸はいつまでも家賃を払う必要がある。
だから、持ち家の方が結局得という訳です。
この論争には、買わない人がその資金を投資して資産運用するという視点が抜けています。
実際私は昨年の投資成績が良かったこともあって、年間で支払った家賃を投資リターンが上回りました。
家を買うことは、資産運用の機会を放棄することです。
堅実な投資は、皆さんが思っているよりずっとリスクが小さくリターンが大きいです。
とにかく一回本気で投資の勉強することをお勧めします。
絶対人生変わります!
共働きできる状態を維持する
サラリーマンの生涯賃金は2億円ぐらいと言われています。
結婚したパートナーが仕事をやめる場合生涯の世帯収入は数千万円以上減るのです。
なので、夫婦共働きを維持して慎ましい生活をすればそれだけでお金持ちになれることは明らかです。