今回は前回に続き、節約術です。
前回との違いは、少しだけ手続きは面倒なところです。
ただその分節約できる金額も大きくなりますので、実施されてないことがあれば是非とも挑戦していただけたらと思います。
ポイントは、生活レベルは変わらないのに、それにかかるコストが安くなるところです。
精神的な辛さの伴う節約術は、仕組みではないので継続が難しいと思います。継続は力なりですし、逆に言えば継続できないのであれば効果はないです。
成功する節約術の本質は仕組み化にあります。仕組化できれば継続できるからです。では、具体的にそれは何かをお伝えしたいと思います。
ふるさと納税(年収や世帯状況によって変わるが、年間数万円の節約につながる人が多い)
こちらは、実践している人が増えていると聞いていますが、回りの人と話すとまだまだ実践していない人が多いと感じています。
ただ、これは賛否両論ある制度と思いますが、一庶民としては、実施するの一択です。とにかくこの制度は存在しいて、ふるさと納税をする人は得をして、しない人は損をする制度なのです。
やり方や制度については、会社員のふるさと納税の始め方完全版!サラリーマンなどの給与所得者が気軽にふるさと納税を行えるようになりました! | ふるさと納税特産品還元率ランキングが参考になります。
私はふるさとチョイスを使用していて、税金の処理は確定申告をして対応しています。確定申告はやったことのない人はなんだか難しそうと感じていると思います。
ですが、やってみれば実に簡単で郵送で済みますので、税務署に出向く必要もありません。なかなかお手軽ですよ。
確定申告申告の仕方は確定申告の方法と時期 | ふるさと納税サイト「さとふる」が参考になります。
また、少しふるさと納税にしばりはできてしまいますが、確定申告をしなくても税の優遇を受けられるワンストップ納税という制度もあります。
年間の節約額はふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 控除金額シミュレーションで計算することができます。
年収や独身か既婚か子供はいるかなどによって異なります。
計算してみるとわかると思いますが、結構な額が自分のふるさと納税できる額であるなと感じると思います。
なお、ふるさと納税で返礼品として絶対的におすすめなのは米です。
私は、ふるさと納税を初めてお米を買うことはなくなりました。お米代が浮くのと、宅急便で米が届くので思い米を運ぶ必要がなくなります。
格安携帯(年間4万円の節約)
私は16年10月に格安携帯に変更しました。使い勝手はほぼ変わらないのに月4,000円は携帯代が安くなりました。
使っている携帯はiPhone6で、以前はAUで契約しており、月6,000円くらいかかっていたのが、今は月1,900円程度です。
ネットの使用は月に3ギガしか使えないので少し工夫をしています。動画は基本見ない、ナビも極力使わないの2点だけですが...
動画はWiFi環境のある家やFreeWiFi環境のあるマックなどで見れば特に問題ないです。電話もLINEで基本済みます。
使っている携帯はiPhone6のままで、mineo(マイネオ)mineo(マイネオ)|ドコモ・auどちらでも使えるおトクな格安スマホ(SIM)と契約しております。
年間4.8万円程度の節約になります。
少しだけ、実に少しだけの工夫でこんなに節約できるなら、絶対格安携帯だと思います。
だって4.8万も稼ぐのって相当大変じゃないですか?
保険料の見直し(年間数万円の節約)
現在、妻と2人暮らしですが、生命保険と一般保険の2つのみ加入しております。合わせて月4,000円程度です。
昨年昨年全労災の「終身医療3000」月額1,000円を解約しました。
今加入している生命保険はライフネット生命保険(ライフネット生命保険 - 人生に、大切なことを、わかりやすく。)の「かぞくへの保険」で月額2,210円です。
一般保険は全労災(今日、まさかについて考えよう。|全労済)の「こくみん共済」で月額1,600円です。
保険って、結局何が正解なの?って感じじゃないでしょうか?私はこの本生命保険のウラ側 (朝日新書)を読むまで、正解がわからず親に言われるがままなんとなく入っていました。
といってもそもそも対して入ってなかったのですが...
この本を読んで、理解できたことは、まず、保険も株も宝くじも広く考えたら投資だってことです。
どれも、お金を掛けて、リターンを得ることを目的としています。違いは期待値だけです。
およそ、生命保険77%、株104%、宝くじ43%くらいと言われております。
つまり、期待値が100%以下である保険や宝くじって基本的に損するようにできています。何故なら運用者が私たちの掛けたお金の中から給料や経費などの運用費を賄っているからです。
そのため、本当に必要な保険以外は入らない方が得なのです。
じゃあ、本当に必要な保険って何なんだってことです。それは、そのアクシデントが起きた時に自分の持っているお金で解決できないことが予測される保険です。
具体的には、自動車保険だったり、生命保険です。これらはほとんどの人が入っておくべき保険ではないでしょうか?
交通事故は誰にでも起こす可能性があるし、相手を死亡させてしまったりした時には、数千万円以上のお金が急に必要になるからです。
急に数千万円が必要となったらほとんどの人は破産してしまうのではないでしょうか?
私が突然死んでしまっても、残された妻は金銭的に困ります…あれっ私の妻はフルタイムで仕事してたな…どうやら困るようです。
2千万必要らしいので、2千万の生命保険に入りました。
とこのように、アクシデントが起きて、必要なタイミングで必要なお金が用意できない場合は保険は入るべきと思います。
逆に、もしも「かすり傷保険」があるとして、月額50円とします。擦りむいたなどのバンドエイドやメンタムで治療できるようなちいさな怪我のための保険です。
これは、誰も入らないでしょう。なぜなら、バンドエイドなどは確かに50円では買えないにしても数百円で買えて、怪我をしてから自分のお金で解決できることが明らかだからです。
でも、これががん保険とかになると途端によくわからなくなってきます。2人に1人がかかるとか言われて、なんとなく入った方が良さそうと思ってしまいます。
詳しくは、先ほどの本を読んでいただきたいですが、がん保険も上のかすり傷保険と本質は同じでがんを治療するのに必要なお金1、2百万円が手元にある人は入る必要がないようです。
がんは確かに2人に1人がかかるのですが、ほとんどの人は高齢になってからかかります。その時までに支払っている保険料は1、2百万円を超えるはずです。
なので、1,2百万円が手元にない方はもしかしたらがん保険に入った方が良いかもしれません。それでも、お金がたまった時点で解約してよいと思います。
確定申告 医療費控除(年間数万円レベルの節約)
医療費控除も、多くの人が使える節約方法です。年間10万円を超える医療費が発生した場合一部お金が戻って来ます。
家族の分をまとめて10万円を越えれば良いので、家族が多い場合や歯科治療の多い人、出産した人は使えることになるはずです。
ちなみに、私は平成28年度の支払い医療費が妻の分と合わせて165,948円あり、戻ってきたお金(国税還付金)は38,588円でした。
こちらも、確定申告用に一覧にまとめるのが少し手間ですが1時間程度で済む内容です。
平成28年分 医療費控除の申告方法と明細書の書き方 [確定申告] All Aboutに詳しくやり方が紹介されております。
こんなことで、数万円戻ってくるなら、やるしかないと思ってます。