ぶたぞーブログ

みなさんに豚肉をおいしく、賢く食べていただきたいと思ってます。豚道の道のりはとてつもなく長そうですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

豚肉相場を乗りこなすのに必要なこと


どうもぶたぞーです。

豚肉は相場品です。(詳しくは以前のブログをご覧ください)

www.butazou.com


そして、私は豚肉のバイヤーの仕事や在庫管理の仕事に長い間携わってきました。

述べ7年間ぐらい豚肉相場の波にのまれたり、のみこまれたりしながら食肉業界で何とか生きています。

そんな中で相場の波にのみこまれても、しぶとく生き残るコツを幾つか学びました。

しかも、これらのコツは豚肉相場に限らずあらゆる相場にも応用できるのではと感じています。

実際私は、仕事で培ったコツを実生活に生かしています。たまたま生かせているだけかもしれませんが。。。

目次

相場の波が感じられるぐらい相場と向き合う


牛肉、豚肉、鶏肉とある中で、豚肉の相場は食肉業界に最も影響を与えます。

それは、日本の多くの肉売り場では豚肉の構成比が一番大きいからです。

しかも、変動が非常に大きいのが特徴です。日本の豚肉枝肉相場は最近の2、3年で見ても安い時で430円ぐらい、高い時で700円ぐらいだったと思います。

私は仕事で数億円単位の豚肉仕入れをします。ですので、700円で買った豚肉が売る時は430円だった日には、孤島へ飛ばされてしまうかもしれません。。。

。。。幸運にも、孤島に飛ばされることなく暮らすことができています。


その理由の一つが、豚肉相場を波を肌感覚として感じられるぐらい相場と向き合っているからだと思っています。



仕事なので当然ですが、毎日豚の枝肉相場を確認しています。

また、自社の豚肉在庫状況も毎日確認します。売り先の豚肉販売状況や仕入先からの豚肉在庫状況も随時聞き取りをしています。

すると、ある時から自分の周りの豚肉相場状況を肌感覚として感じることができるようになってきます。


なかなか言葉で表現するのは難しいです。

豚ロースの販売状況が急に良くなってきたなとか、豚バラが全然売れないなとかです。

もちろん数字の実績を見てもわかるのですが、前年比何パーセントで伸長しているなとかではないのです。

感覚としてスッゲー売れてるなと感じたり、あれっなんか売れゆきが落ちてきちゃってる?などと感じるようになります。


肌感覚で相場を感じられるようになってくると相場の変化に多くの競争相手より早く気付くことができます。

その結果攻めの判断も守りの判断も早くできるのです。

投げ(損切り)は一気にガツンといく


肌感覚で相場を感じる。なんて言っちゃいましたが、何百回と損もしています。

ただ、損したくないなと高値掴みした在庫を持っていても良いことはありません。

数日で売り飛ばせる価格まで値下げして、在庫は消化してしまうことが大事です。

投げ売りはガツンと行うことが鉄則です。

上司にもガツンと怒られますが。。。


売り買いをする関係者との信頼関係をしっかり築く


どの相場品もそうかと思いますが、豚肉も相場を外した時にどれだけ傷を浅くできるかが生き残るための鍵になります。

相場はどこまで行っても読み切ることは私のような凡人には無理なのです。

ですので、在庫を大量に持ってしまったときに、深手の傷を負うかどうかは、日頃から信頼関係を築けている販売先や取引先にどれだけ協力してもらえるかにかかってきます。

いつも商売の中で、できる限り販売先や取引先へ協力して、悪く言うと恩を売っておくことが大事なのです。


相場でプロに勝つのは不可能


ここまで読んでいただいて分かっていただけたかと思いますが、相場の世界で生きるのに、相場を読む力やギャンブラーのようにリスクを恐れない能力が必要なわけではありません。

必要なことは、地味な作業を繰り返すことで、相場を肌感覚で感じられるようになり、仲間たちとの信頼関係を築くことなのです。

また、損は淡々と受け入れて短い時間で処理をすることです。


私は個人的に株もやりますし、投資信託も持っています。ただ、仕事の経験から相場でプロに勝つことは不可能と実感しています。

豚肉の世界にアマチュアが紛れ込むことはありません。ですが、もしアマチュアが参入してきても確実に生き残れないでしょう。

第一に、アマチュアは今まで書いてきた地味な作業をしている時間を作れないからです。

私を含め相場のプロは膨大な時間をかけて地味な作業を続けています。


また、情報のスピードも歴然の差があります。

豚肉の相場安始まるとか新聞等に載るときには、相場安のために打つべき手はすべて打ち終わっています。

アマチュアが情報を取る前にすべての勝負はついてしまっているのです。


なので個人的に保有している個別株は、趣味でもっている意識です。

株の売り買いで、収益が長期的にあげられるとは思えません。そのため、私は資産のほとんどをインデックス投資よばれる分野で保有しています。

インデックス投資は、全人類への投資ともいえる投資方法です。私は今後も人類は繁栄して、その結果として自分の資産も増えるだろうと考えて投資をしています。


私の投資に関してはこちらの記事をご覧ください。

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生活に生かす

自分の資産の8割はリスク資産


貯金をするよりも、インデックス投資をして金融資産を長期的に保有することが得だと考えています。

その結果、投資を始めて7年ぐらいですが、ほとんどの資産はリスク資産として保有しています。

そのため、私の資産は数十万円ぐらい簡単に変動します。


ですが、特に変動してるなーと思うぐらいで資産が減ってテンションが大きく下がったり上がったりすることはありません。

仕事で培った相場は変動するものという慣れが非常に役にたっていると思います。

信頼関係を築いて家賃交渉を成功させる

私は東京在住ですが、近隣の家賃相場と比べると2、3割安い相場の家賃です。

こちらも、大家さんとの信頼関係を築くことで更新のたびに家賃を下げることに成功してきました。

詳しくはこちらの記事をご覧下さい。


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家は買わない。少なくとも2020年までは


私は不動産相場は2020年を境に暴落すると考えています。

それは、需要と供給のバランスが一気に崩れるタイミングだからです。

オリンピック後に、選手村を中心とした敷地に平年よりも数万戸多くの物件が市場にでることになるそうです。


豚肉の世界では、通常よりも1%在庫が多かったり、少なかったりするだけで相場は1、2割変動します。

価格は需要と供給で決まるのです。


売れないマンションに価値はありません。一気に多くの物件が出てきてしまうことで需給のバランスが崩れるのは容易に想像がつきます。



長々と書いてしまいましたが、意外な分野で相場の世界で生きる人の声ということで興味をもっていただけらありがたいです。

豚の相場とは関係ないですが、私の好きな相場の小説ははこちら