ぶたぞーブログ

みなさんに豚肉をおいしく、賢く食べていただきたいと思ってます。豚道の道のりはとてつもなく長そうですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

外国産豚肉って安全なの?どうして安いの?

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アメリカ産、カナダ産、スペイン産、はたまたメキシコ産とスーパーに行くと世界各地の豚肉に出会えますよね。そして、国産より安い価格。時には100g78円なんて驚きの安さの外国産豚肉を見かけるかもしれません。

 

こんなに安いんだから、外国産豚肉には裏があるじゃないの?危ないんじゃないの?って思っている方多いのではないでしょうか。

 

確かに裏があります。ただ皆さんが考えているような裏とは全然違うかもしれません。

目次

 外国産豚肉の安全性

 まず、外国産豚肉の安全性ですが、結論から言ってしまうと安全性はかなり高いと言って問題ないです。

 

安全性が特に高いとされるカナダ産豚肉についてお話ししたいと思います。

  

詳しくは、カナダの豚肉加工業者団体である「カナダポークインターナショナル」のHPに記載があります。カナダポークの特徴 | カナダポーク

 

まとめると以下の3つに集約されます。

 

1、 品質管理を仕組みで行なっていること

2、 トレーサビリティが法律で定められていること

3、 カナダは豚のエサ(飼料)の産地であるだけでなく、気候条件や土壌により品質の高い エサ(飼料)が取れること

  

そして、日本に輸入されるカナダ産豚肉は全てこの3点を満たしています。

 

まず、品質管理の仕組みについてです。

 

豚は加工工場に生きている状態で搬入され、ロースやバラといった部分肉と呼ばれるパーツに加工されます。これは世界共通です。

 

カナダに限らず日本に輸出ができるような加工工場では必ずHACCPに代表される第三者の審査を定期的に受ける安全管理システム(仕組み)を取得しております。

 

HACCPは、ざっくり言うと安全管理に関してPDCAサイクルを回す仕組みのことです。これらの第三者認証を取得してるとは、安全管理のPDCAを回す仕組みを持っていて、かつ回す能力があると認められた状態と言えるでしょう。

  

次に、トレーサビリティーについてです。トレーサビリティとは、たどることができるようになっている状態のことです。

 

何かその豚肉に問題があった時、どの加工工場でいつ処理をされて、どの農場からいつ出荷されたものかなどがたどれます。

  

最後に、カナダはエサの大産地です。コーン、小麦、大麦など豚の代表的なエサは全て収穫できます。

 

実は、国産豚はカナダ産やアメリカ産のエサを大量に食べております。日本はエサの産地ではないので、輸入飼料に頼らざるえないのです。

 

これらの条件を満たす農場や加工工場は日本にもあります。ただカナダがすごいのは国としてこの条件を満たした豚肉しか輸出を認めない点です。

 

知られざるだとは思いますが、外国産の豚肉はこういった凄い特徴を持っています。

 

畜産大国である欧米で、輸出を手がける業者は様々な厳しいハードルを超えた強者業者と言えそうです。

 

外国産豚肉が安い理由

さて、外国産豚肉が安い理由ですが、大きく2つの理由があります。飼料が安いことと加工工場の生産性が極端に高いことです。

 

エサって結局輸送コストで価格が決まる部分が大きいんです。

 

エサの産地では近くの飼料会社へ飼料を運び、飼料会社から近くの農家さんに運べば終わりです。

 

でも、日本へ輸出するとなったら大変です。遠くの自国の港に飼料を運び、船に乗せて日本の港につけて、日本の飼料会社へさらに届ける。

 

そこから、農家さんへさらに届ける。コストが嵩みそうですよね。

 

繰り返しますが、日本の豚はほぼ外国産の飼料を与えられて育ちます。

  

また、加工工場の生産性は極端に異なります。外国では1日に1万頭以上処理できる加工工場はざらにあります。1日2万頭処理できる工場ですらいくつか存在しております。

 

そんな中日本では、国内最大の工場ですら、1日2千頭を少し超えるくらいです。1工場の生産性に10倍以上の開きがあるのです。

 

外国産豚肉の生産性の高さに関する記事はこちら

www.butazou.com

 その結果、部分肉価格で比較するとロースで国産が1キロ当たり1025円(17年4月25日ー5月1日)、米国産が1キロ当たり680円(17年4月16日ー30日)となっております。米国産安っ。

 

公益財団法人 日本食肉流通センターHPより公益財団法人日本食肉流通センター 輸入豚肉 <首都圏>

  

外国産豚肉の裏側どうでしたでしょうか?

 

安全でお財布にも優しい外国産豚肉を、是非とも賢く生活にとりいれていただけたらと思います。

 

実は気づかないうちに外国産豚肉を食べてしまっているかもしれません。

www.butazou.com